【私的ランキング】2015年に読んだ面白かった本 Top10
去年までやってたブログで毎年書いてた記事です。
今年から始めた、このブログの最初をこれで飾ってみたいと思います。
1位 『聖の青春』大崎善生
2位 『タイタニア5 <凄風篇> 』田中芳樹
3位 『殺人犯はそこにいる』清水潔
4位 『真相マイク・タイソン自伝』マイク・タイソン
5位 『武道館』朝井リョウ
6位 『東京バンドワゴン』小路幸也
7位 『武曲』藤沢周
8位 『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』西寺郷太
9位 『変わるしかなかった』野村謙二郎
10位 『生頼範義 緑色の宇宙』生頼範義
いつも書いてるんですが、あくまで「2015年に僕が読んだ本」のランキングなので、2015年に出版された本に限っていません。
毎年、「100冊読もう」と目標を立ててまして、今年も100冊ちょっとは読むことができました。振り返ると結構面白かった本が多くて、10冊選ぶのに悩みました。
1位 『聖の青春』大崎善生
これは泣いたなあ。もう目がモゲルかと。。。
最近、将棋にハマってるので、それもあって読んでみたんですが、将棋云々を抜きにして、メチャメチャ面白かった。映画にも期待しとります。
3位 『殺人犯はそこにいる』清水潔
凄いとしか言いようがない一冊。こんなにもスリリングなノンフィクションは稀有。
全て事実なのかは分からないけど、少なくともこの本の内容には圧倒的な説得力があり、そこからリアルな危機感を感じました。
冒頭から嘘みたいな話で始まり、最後まで常識の範疇から大きく逸脱した話が続きます。いろいろと当時ニュースとして知ってた事件の裏側みたいのが分かって、かなり面白かったです。
5位 『武道館』朝井リョウ
いかにも有りそうな現代のアイドルと、その周辺のいかにも有りそうな世界が、なんともリアルで面白かったです。もしかしたら3年後、5年後に読むともっと違った印象になるのかも知れません。今読むことに意味のある作品かも。
6位 『東京バンドワゴン』小路幸也
今年はこのシリーズを続けて読みました。突出した面白さってわけではないかも知れませんが、どれも水準以上の面白さを提供してくれる安心品質。すっかり堀田家のファンになってしまいました。
今年はこのシリーズを続けて読みました。突出した面白さってわけではないかも知れませんが、どれも水準以上の面白さを提供してくれる安心品質。すっかり堀田家のファンになってしまいました。
7位 『武曲』藤沢周
剣道とヒップホップ。おそろしく食合せの悪そうな組み合わせから生まれたのは、現代を舞台にした剣豪小説でした。しかも青春小説としてもかなり面白くて、剣道を題材にした小説の新たな傑作です。
8位 『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』西寺郷太
以前からラジオなどで断片的に聞いていた西寺郷太の「ウィ・アー・ザ・ワールド」にまつわるエピソードをまとめて読めて大満足。これを読んだ後に「ウィ・アー・ザ・ワールド」を改めて聴くと、また違って聴こえるかも知れません。